第4回 サロン・ド・行燈



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いよいよロクロの開始です。

当初は手びねり希望の方もいましたが、参加者が意外に少なかったこともあり、台が確保できたこともあり、2日間とも全員がロクロにチャレンジしました。

洗面器は2つ、ひとつに水を張って、さらにタオルや道具類も用意して、いざ。
 
 
みんな、ものすごく真剣です。

これは開始した直後なので、みんなが同じ作業をしていて、体の角度がマスゲームのようにピッタリと合っています。
なかなか見ることのできない風景です。
 
「見かねてご指導」その1。

かなりベテランの方々もたくさん来られているので、初心者が困っていると、気軽に教えてくださいます。
「見かねてご指導」その2。

ここの陶房は、土は使い放題です。
ロクロで数々の失敗をしても、いくらでも次の土にチャレンジできます。
が、次の土を使うには、またまた「菊練り」をしなければ……。

もちろん、ひとりではできません。
みなさんのご指導のおかげで、だんだんと形になってきました。
とってもいい感じですねー。
ついに完成です。
誰の作品でしょうか?

 
辻行燈で写真を撮ってくれた、カメラマンの福田さんでした。
あ、もう2つも出来上がってます。

こんな感じで、みんな黙々と作業を続け……。
 
しかし、お昼休みには、隣接する「武家屋敷」の縁側で和んだりして……。
 
でも作品は着実に増え続け……。

多い人は、10個くらいの「作品」をつくっていました。

とは言え、焼成費は作品の体積によって決まるので、普通は、この中から3〜5個を選んで焼くことになります。
残りの作品は、泣く泣く「土用再生箱」(見た目はゴミ箱)へ行くことに……。

 
ロクロでつくった作品の裏側は、こんな状態です。
(写真は前日のもの)
ここに高台をつくる作業を、「削り」といいます。

普通は、翌週あたりに本人が削るのですが、今回はみんな一日のみの体験コースだったので、作品にかける薬を選んでおけば、高台削り、素焼き、釉薬がけ、本焼きはすべて先生にお任せで、あとは宅配便でうちに届くのを待つだけです。
 
その先生とは……。

ご紹介が遅れましたが、今回ご指導いただいたもうひとりの先生、田中先生です。
黒田先生と手分けをして、みんなの作品を削ったり釉薬をかけたりしてくれます(たぶん)。

目立ちませんが、困っていると、すーっと近づいてきて、助けてくれます(たぶん)。
 




次回もお楽しみに!
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