第12回 サロン・ド・行燈




撮影/堀内 紘子
 ■テーマ 着物のいろは
 ■講師  室田正三氏
         呉服店「御きもの処 たきち」のご主人

 ■後援  「和ゆらり」
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 ●開催日 2009年11月7日(土)
 ●時間 14時30分〜16時30分
 ●会場  京橋プラザ区民会館 5号室
  ○住所:中央区銀座1-25-3
   (浅草線宝町駅、有楽町線新富町駅から徒歩5分)
  ○電話番号:03-3561-5163

 ●参加者数 14名




 
テーマが着物だけに、今回は和室で開催しました。

中央の和服の男性が、講師の室田さん。

初コラボとなった「和ゆらり」を主宰する浅井さんからご紹介いただきました。

さて、参加者の皆さんには足をくずしてもらい、リラックスした雰囲気でスタートです。
 
 
まずは基本的なお話を拝聴することに。

参加者からも、「留袖って?」「男物と女物の違いは?」「着物の格と相応しい外出先は?」などなど、次から次へ熱心な質問が飛び出していました。
 
たくさんお持ちいただいた着物を参考にお話を伺っていましたが、「どうぞ、触ってみてください」のひと言でアっという間にこの人だかり。
普段、あまり着物に触る機会なんてないので貴重な体験です。

単衣と袷の違いや、素材感と柄の対比など、気付いたこともさまざまあったよう。
 
「着てみてもいいですよ」のお言葉で色めき立つ会場。

みなさん会場のあちらこちらで嬉しそうに羽織りはじめました。

着物のジャストサイズは、裄(袖)が、座って膝に置いた手の手首まであるのが目安、だそうです。
 
 
服を着た上から、室田さんに着物を着付けていただいた男性も。

男性の着物姿もいいですね。

着物の場合、裄(袖)の長さは、肩の厚みも関係してくるそうで、「ちょうどいいサイズは着てみないとわからないもの。いろいろ試着して、自分に合うサイズを繰り返し探すのが一番」と室田さん。
 
 
というわけで、次から次へとたくさん試していただきました。

人それぞれ、和服でも洋服とはまた違う個性が出るものですね。
 


 
今回も、辻行燈オリジナルのテキスト&資料を用意しました。

室田さんが作成された、着物の採寸個所名称(?)も、とても役立ちそうです。
 
 
「着るものは時代とともに変化するもの。着物をどう着こなしていくかは、みなさんに託されたわけです」と室田さんから教えられ、着物がぐっと身近に感じられました。

今日は本当にありがとうございました。


※室田さんの日々の活動を記録したお店のブログ、上井草 創作和服『たきち』旦那のブログは、毎日更新中です!!


※後援いただいた「和ゆらり」のレポートサイトは、こちらから。
主催者の我々よりも、かなり詳細に&カッコよくまとめていただいています。
 



次回もお楽しみに!

参加された方は、別便で写真をお送りします。