撮影/堀内 紘子 |
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今回の会場は、「第1回 デジカメ講座」と同じ、「備屋珈琲店 恵比寿店 2F貴賓室」です。 10名程度でいっぱいになる部屋に、先生を含め、無理やり16人が入り込みました。 |
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「俳々倶楽部」の代表をされている、田淵萬坊先生。 俳句は、お仲間と独学で勉強されたそうですが、「俳々倶楽部」のWebサイトの充実ぶりには驚きます。 ちなみに、第3回「辻行燈」の会場(青山の「蔦サロン」)を知ったきっかけは、我々が「俳々倶楽部」のグループ展におじゃましたことでした。 |
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先生は、人数分の朝日新聞を配りはじめ、「『歌壇・俳壇』のページだけになるように、新聞紙を破ってください」と大胆な指示。 ときどき見かけていた「歌壇・俳壇」の欄ですが、毎週月曜日に掲載されていることを、今回、初めて知りました。 |
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指定されたように破り、準備できました。 これをさらに、左右に半分に折り、また、縦にほぼ半分に折り、4選者分の俳句がちょうど見える大きさにして、A4よりも少し大きくなってしまうので、A4サイズに縮小コピーします。 これを毎週綴じていけば、立派なテキストのできあがりです。 俳句の雑誌を買うよりも安上がりだし、朝日新聞は、いろいろな派の4選者が、毎週、応募作すべてに目を通しているので、バリエーションも豊富だし、読んで勉強するにはちょうどいいそうです。 |
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この欄は、「月ごとに、俳句と短歌が左右で入れ替わっている」「週ごとに、選者の欄が1段ずつ上に移動して、いちばん上までいくと最下段に下りる」という説明に、一同、「へぇ〜」「ほぉ〜」と感心するばかりです。 各流派(結社)を、平等に扱うためだとか。 「この選者は、学生のころから投稿し続けていたので、名前を俳号に変えられなくなった」とか、「この選者は、親も俳句をやっていたので、俳号のようなこの名前が実は本名」とか、そんなミニ情報なども。 |
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「季語にこだわらない流派もある」とか「俳句は、十七文字とは限らない」とか、「俳句で大事なのは、5Kである」とか、そんな俳句の基礎知識から学びます。 ちなみに、「俳句の5K」とは、萬坊先生のオリジナルで、「型」「切れ」「季語」「景」「心」だそうです。 それぞれについて、詳しくおもしろい解説がありましたが、うーん、残念ながらここには書ききれません。 |
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俳句をはじめるなら、季語集は必須です。 今は、角川書店の『歳時記』がおすすめのようです。合本もありますが、季節ごとの分冊が軽くていいとか。 持ち歩きにおすすめなのは、電子辞書。 俳句で電子辞書を使うなら、ぜひ、「広辞苑」と角川の「歳時記」が入っている機種を選んでほしい、と。 意外に選択肢は狭まってしまいますね。 |
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おすすめの句集とか、先生のグループの100号記念句集とか、いろいろ見せていただきました。 文字組みとか、書体とか、装丁とか、それぞれに工夫があって、一般の書籍とはまた違います。 |
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最後に記念撮影です。 みなさん、ご参加ありがとうございました。 サロンの参加者は、「俳々倶楽部」の初心者コーナーで、無料で添削が受けられるます。 そろそろ準備もできたようです。 近いうちにお知らせします。 (6月19日現在) |
次回もお楽しみに! |
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