■■ 自己紹介 / 川崎 純子 ■■

●略歴
1988年 神戸大学文学部(社会学)卒業
1988年 ソフトハウスに就職(CADシステムの開発)
1991年 劇団に転職(劇団○季のCAD導入担当)
1991年 就職情報誌の会社に転職
1993年 フリーに
1994年 学研カメラ編集部に常駐
1998年 ほんとのフリーに
●これまでの仕事   主な仕事の詳細は ページの下に
主に、パソコンやカメラなどデジタル系のノウハウ本を手がけています。
「理屈から入るタイプ」「人に教えるのが好き」「理解できなかったときの『わからなさ加減』をしつこく覚えている」という特質が、この仕事に向いているようです。
たまに海外取材に行かせてもらってます。こちらは、特に優れた適性があるとは思えず、たんに好きなだけです。
●これからの仕事
飽き性なのか、いちど「新しいことをひとつやった」と思うジャンルよりも、知らないジャンルに挑戦したいたちです。そのため、スペシャリストにはなれませんが、「手法はスペシャル、ジャンルはゼネラル」を目指してます。
そろそろ、ノウハウ本以外のこともやりたいと思い、目下、「国境の町」「離島」などの取材を計画中です。そんなうまい話はないと思いますが、関心のある編集者の方は、ぜひご連絡ください。
「旅のエッセイ+感性のスナップ」という、銀色夏生か大人気作家しか依頼されないような、ふざけた仕事も大歓迎です。
●連絡先など

(ありますが、個人的でブラックで偏向しているので、非公開)


●主な仕事の詳細
パソコン系   カメラ系   旅行系   その他   Webサイト
◆パソコン系
『図解パソコン』(ナツメ社/94年) (絶版)
友人の紹介で、いきなり3冊のパソコン入門書の著者になりました。
ほかは、『図解98』 『図解MS-DOS』です。
3冊の中でいちばん売れたのが、この『図解パソコン』です(たぶん)。
最終的な部数はなぜか教えてもらえなかったのですが、唯一わかった『図解MS-DOS』が26刷で8万部
どれも原稿買い取りだっため、「夢の印税生活」とはなりませんでした。
『Quark』(講談社/96年)
珍しく、ストーリー性のある創作ものを、雑誌で連載しました。
とは言っても、「ビギナー激怒日記/あたまにキノコ」という、やはりパソコン系のもので、「パソコン初心者が、その扱いの難しさやメーカーの不親切さに怒る」という内容。
ほどほどの人気もあったようですが、1年間で連載は終わり、そして残念ながら雑誌自体が休刊になってしまいました。


◆カメラ系
『35ミリ一眼レフカメラ塾』(学研/97年)
この手の入門誌を数冊、編集として担当しました。たいてい、丸1冊担当です。
このムックは、著者の写真家の方の力ももちろん大きいのですが、「くどいほどていねい」な編集方針や、発売時期などもよかったようで、9刷まで増刷を重ねました。
編集担当なので、もちろん「おいしい思い」はしてません。
『プロ写真家の仕事』(学研/98年)
編集担当です。
8つの撮影ジャンルで活躍中のプロカメラマンに密着取材をして、撮影テクニックを図解したり、1日の撮影スケジュールを聞き出したり、カメラマンになったきっかけを聞いたりして、かなりおもしろくまとめた(はずの)ムックです。
期待したほど売れなかったようですが、少しでもカメラに興味のある人は、わりとおもしろがってくれました。
『屋久島の撮り方』(小学館/00年)
屋久島に10年以上も通いつづけた写真家の三好和義氏が屋久島をガイドする、というコンセプトの本で、編集補助というか、執筆補助というか、ちょっと不思議なスタンスの仕事でした。
当初は、『屋久島を 撮る・見る・歩く』というタイトルの予定で、内容的にも、「ガイドブックなのに、驚くほどのきれいな写真が!」となっているはずなのですが(写真の撮り方はごく一部)、諸般の事情で、こういうタイトルに。
当時はまだ、まっとうな屋久島のガイドブックがなかったので、「あのタイトルだったらなー」と、いまだに思っています。
内容的には、ほんとにいい本なので、屋久島に行く予定のある方は、ぜひ。
『デジカメ必撮テクニック集』(ジャストシステム/01年)
共著です。
「オークションサイトの写真が、あまりに下手」という指摘から、この企画がスタートしました。被写体別に、デジカメでの上手な撮り方紹介をしました。
03年に改訂版も出ましたが、残念ながら、それほどは売れてないようです。
『デジカメ 速効!パソコン講座』
(毎日コミュミケーションズ/05年)
共著です。
デジカメの選び方、撮り方、画像のPCへの取り込み方、画像処理の方法などに関する入門書です。
身の程を知っているので、撮影はプロカメラマンに任せました。画像処理も得意ではないので、他のライターさんに任せました。
「Adobe Photoshop EL3.0体験版」のCD-ROM付きで、530円という価格は、けっこうお買い得ではないでしょうか?
『EOS Kiss Magazine vol.1』(学研/06年)
「第2回 辻行燈」にも展示しましたが、この雑誌では、4ページほど「旅のフォトエッセイ」を書かせてもらいました。
「EOS kissデジタル」という初級機で撮った写真のみを掲載するという方針の雑誌なので、プロカメラマンはあまり写真を持っておらず、私に白羽の矢が立った(?)次第です。
2005年に中欧取材に行ったことが、少しだけ役立ちました。
ま、フォトエッセイと言っても、カメラの広告みたいな文章ですけどね。
『デジタル一眼レフ・30日でマスターできる』(学研/07年)
久しぶりに、1冊全部の編集を担当しました。
「30日でできる」といった内容は、いつの時代も、どんなジャンルでも、ウケがいいようですね。私も受験生のときにお世話になりましたが。
このムックも、発売2か月くらいで増刷が決まりそうです(…自慢)。
◆旅行系
『@地球の歩き方』(ダイヤモンド・ビッグ社/00年)
「地球の歩き方」の、海外モバイル特集の別冊で、初めて、本格的な海外取材を経験しました。
この号では、「アメリカ ドライブデビュー」というページの執筆担当で、ラスベガスやグランド・キャニオンを、レンタカーでドライブをしながらの取材です。
海外取材では、日程的に辛いことも多いのですが、時間がたてば、たいてい「楽しい思い出」になっているのが不思議です。
この次の号では、モデルのはなさんと一緒にハワイ・マウイ島の別荘に10日間滞在、という、いっけん贅沢な企画でしたが、スケジュールのタイトさは、ひと言では語り尽くせません。
◆その他
『図解運転テクニック』(日本実業出版社/03年)
共著者のイラストレーターと、ペーパードライバーのための入門書を企画し、持ち込みで出版に至りました。
私自身がペーパードライバーだったため、「どこが怖いか」を分析して、「これだけわかれば運転できる」と思える内容にしました。
爆発的には売れてませんが、地道に増刷を重ねており、07年4月で、10刷になりました。

※近々、台湾版も発売されるもよう。2度ほど台湾を訪れているので、あの交通事情とはそぐわない、と思うのですが。
『今日から挑戦するフルマラソン』(日本実業出版社/05年)
「2か月のトレーニングでフルマラソンを完走するための本」の制作を手伝いました。
ジョギングシューズを買ってみましたが、撮影時にいちど履いたのみで、1キロも走らないまま本が出てしまいました。
ちなみにお手伝いの内容は、婉曲にいうと「執筆補助」ですが、とりあえず、「編集補助」ということになっています。
『知られざる軍都 多摩・武蔵野』(洋泉社/05年)
東京の多摩地区にある軍事施設の「現在」をレポートしたムックです。
私が担当したのはほんの2か所ですが、未知のジャンルだったので興味深く、仕事自体は非常におもしろかったのでした。明治大学生田校舎は「陸軍登戸研究所」の跡地にあるとか、国際基督教大学は「中島飛行機の研究所」の跡地にできたとか、ほんとにぜんぜん知らなかったので。
そこそこ売れているようです。
『知られざる軍都 東京』(洋泉社/06年)
1年前に発売された『知られざる軍都 多摩・武蔵野』の評判がよかったようで、その第二弾として、23区内や東京湾岸を対象にしたムックです。
前回は、カメラマンや編集者と一緒に戦争遺跡を探したりしたのですが、今回は、諸般の事情により、「ひとりで回って、写真も撮って」と言われ、なんだか楽しさ半減の取材でした。
前回同様、(特に軍関係のことは)知らないことがたくさんあるんだな、という感想を抱きました。
◆Webサイト
地球の歩き方 Role Playing 台北
(ダイヤモンド・ビッグ社/04年07〜12月?)
【掲載終了】 台湾の食、お茶、マッサージなどを紹介するタイアップ企画で、執筆担当でした。
「モデル代の節約」というわけでもないのですが、手足モデルをするハメに。特に初日は、「むくんだ脚についたソックスのゴムの跡」を気にしていたのですが、そんなもの、写ってませんね。
ビジネスに役立つ<ケータイ>使い倒し術
(BB-WAVE.com/04年08月)
あまり携帯電話に詳しいわけでもないのですが、なりゆきで、こんな連載をもちました。
おかげさまで、ずいぶん携帯電話に詳しくなりましたが、電車の中では、携帯なんていじらずに、本を読んでいたいなー、という、ひねくれ者です。
このページの「講師のプロフィール」用に、自宅のベランダでセルフポートレートを撮りましたが、あまりにきれいに撮れて、大笑いしてしまいました。
地球の歩き方 台北の魅力 頂上対決
(ダイヤモンド・ビッグ社/05年07月〜)
台湾の食、お茶、マッサージなどを紹介するタイアップ企画の第三弾です。
毎回、「食」の割合が増えていき、今回は9割がたが食に関することでした。
懸命の取材と帰国後のリサーチによって何とか書き上げましたが、日頃の、食に対する関心の薄さを実感する次第です。
ビジネスに役立つ<モバイルノートPC>使い倒し術
(BB-WAVE.com/06年04月)
BB-WAVEを主催(?)するNECが最近発売したモバイルノートPCを売るための、タイアップものです。
ただ、ほかの連載とのバランスもあるし、文章中の宣伝文句を極力抑えています。
そして私は、パナソニックのレッツノートを愛用していて、次に買い替えるとしても、レッツノートを選ぶと思います。
地球の歩き方 台北こだわり滞在計画2006
(ダイヤモンド・ビッグ社/06年07月〜)
恒例になった台湾ものの取材です。
台北郊外の烏来(ウーライ)という温泉地の高級スパリゾートホテルの、1室1泊5万円、という部屋にひとりで泊まれたりもしましたが、いろいろな意味で大変な取材で、やっぱり自腹切って、好きな旅をするのがいちばんだな、と実感しました。
企画書作成に役立つ<フリーソフト>使い倒し術
(BB-WAVE.com/07年04月)
Windows用のフリーソフトを、「企画書作成」という視点で、紹介したページです。
実は、フリーソフトはけっこう好きで、ずいぶんお世話になっています。
ここで紹介した以外では、webブラウザの「FireFox」、メールソフトの「Thunderbird」、エクスプローラーをタブ式に変更する「QT Tab Bar」、アンチウイルスソフトの「avast!」、スパイウェアを削除する「Spy bot」、スケジュールソフトの「Schedule Watcher」、マックのようなランチャがつくれる「Nrlランチャ」、FTPソフトの「FFFTP」などがおすすめです。